しっかりと故人を送り出せる曹洞宗の葬儀

2018年05月29日
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曹洞宗に法眼宗や?仰宗、ほかにも雲門宗や臨済宗などが禅宗五家であり、それらのうちのひとつが曹洞宗です。葬儀に関してはとても特徴的であり、仏弟子になるために行われる儀式でもあります。つまりお釈迦様の弟子になるということ、故人をおくるお葬式でありながら、考え方としてはお釈迦様の弟子というのは、このお葬式ならではの考え方です。

様々な儀式を取り込むことで悟りの世界へと導くという意味合いも深く、鐃祓や太鼓なども使う葬式は自然に大きな音が出ますので、僧侶たちによるリズミカルな音の儀式は派手な印象も与えます。お葬式ににぎやかな音が奏でられるのですから、良くあるしめやかで静かなお葬式と比べてみると、にぎやかさを感じないわけにはいきませせん。

社会人にもなればいくどもお葬式のシーンに参加をする機会は増えますが、これまでのお葬式と比べてみると、なんだか時間が掛かると思うのは気のせいではありません。他の宗派よりも明らかにお葬式の最中に行う儀式が多いので、時間が長くかかります。

儀式的なことも多いのが曹洞宗のお葬式ですが、特徴は儀式だけではなく祭壇も普通とは少し違い、承陽大師の掛け軸が右側に、常済大師の掛け軸が左というのも決まりです。