葬儀には色々なマナーや作法がありますよね。宗教によっても地域によっても、何がタブーとされているのかは変わりますが、一般的に忌み言葉は使わないようにすべきだというのが常識としてあります。忌み言葉というのは、縁起が悪そうなもののことで、何がそれに当たるのかは厳密には決まっていませんが、たとえば「重ね重ね」などは使わないようにするのがいいと言われています。悪いことが重なってしまうかもしれないからです。受験生に「滑る」というワードを使ってはいけないのと似ていますね。
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葬儀の際の飲食接待は、お通夜が終わってからの通夜振る舞いと、告別式が終わってからの仕上げとの二つが大きなものとなります。最近では葬儀会館でお葬式を執り行う人が増えてきましたので、会館の中で食事をとることになり、その料理の用意も葬儀社にお願いすることになります。通夜振る舞いの場合、寿司桶に入った握りずしや巻きずし、あるいはオードブルなどの、大きな皿に盛った料理を用意することになります。一方の告別式を終えての仕上げに関しては、一品ずつ料理が運ばれてくる懐石料理のスタイルを取ります。